【とこぽへんしゅう部がおとどけする「とこポスト」 キッズばん】ついにリニューアル!栃木県子ども総合科学館
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古くなったところを直したり、新しいてんじを入れるため、1年と9カ月の間、お休みしていた栃木県子ども総合科学館(あいしょうは「コジマ子どもサイエンスパーク」)が、2025年10月3日にリニューアルオープン!
どんなふうにかわったのかな?新しくなった科学館について、マスコットキャラクターの未来(みらい)くんが教えてくれるよ。
37年目のリニューアル!コンセプトは「未来に生きる自分を想像(そうぞう)/創造(そうぞう)する」

やあ、こんにちは!
みんなは、リニューアル前の科学館に行ったことはあるかな?行ったことがある人も、ない人も、新しくなったコジマ子どもサイエンスパークに遊びにきてほしいな。
さいしょに、リニューアル前の科学館についてお話しするね。
栃木県子ども総合科学館は、1988年にできたんだ。37年前だね。ひょっとしたら、子どものころのパパやママも遊びに行っていたよ、っていう人もいるかもしれないね。
じつは、ぼくがマスコットキャラクターになったのも、1988年だよ。37年間、科学館といっしょにがんばってきたんだ。
長い間たくさんの子どもたちに親しまれてきた分、しせつが古くなってしまったから、科学館はいったんお休みして、なおすことにしたんだ。そして、2025年10月3日にふたたびオープンしたんだよ。
新しい科学館のコンセプトは、「未来に生きる自分を想像(そうぞう)/創造(そうぞう)する」。
ぼくの名前「未来」が入っているね、えへへ。
みんなはどんな大人になりたいかな?どんな未来に生きていきたいかな?それを思いえがいて、行動していくきっかけの場所になれたらいいな、ってことだね。
天の川に手がとどきそう!10おくこの星がきらめくプラネタリウム

画像提供 五藤光学研究所
プラネタリウムを見たことはある?
今回のリニューアルでは、プラネタリウムも新しくなったんだ。しかも、すごいんだよ。国内さい高ほうのせいのうがあるプラネタリウムなんだ。天の川を10おく3千万この星でさいげんできる、この「ケイロンスリー」は、日本でまだ3つめなんだって。
なんと10おく3千万こもの星をうつし出すことができるから、まるで目の前に天の川が広がっているみたいな大はく力!10おく3千万この星、数えられるかな?ちょうせんしたくなっちゃうね。

じつは、ぼくは遠いうちゅうの「科学の国」からはるばるやってきたんだよ。ぼくのふるさとの星も見えるかな?
星だけじゃなくて、大きなスクリーンに、いろいろなえいぞうを4Kでうつし出すこともできるんだ。見てみたくなったでしょう?ワクワクするね。
デザインの原案は小学生!青い空にとんでいきそうな色にかわったH2ロケット

「うちゅう」といえば、遠くからも見えるサイエンスパークのシンボルは、もう見つけたかな?
そう、外に立っている、大きなロケット!
このロケットは、高さ50メートルもあって1992年からずっとみんなが見上げてきたシンボルだけど、今回のリニューアルで、そのロケットの名前もデザインも新しくなったんだ。
もともとはオレンジ色と黄色のデザインだったけど、青色と白色のデザインにかわったよ。
しかも、そのデザインの原案を考えたのは、みんなと同じ小学生!科学館の近くにある宇都宮市立(うつのみやしりつ)姿川第一(すがたがわだいいち)小学校の児童(じどう)のアイデアが、とちぎ県民投ひょうでえらばれたんだ。
ロケットを見上げると、「TOCHIGI」の文字がドーンと入っていて、青と白がまぶしくて、今にもうちゅうにとびだしていきそうだね。
目をみはる!7つのゾーンと、シンボルてんじ

てんじは、「うちゅう」「地球」「生命」「くらし」「かんきょう」「ベーシック」「キッズ」の7つのゾーンにわかれているんだ。
1かいの「うちゅう」「地球」「生命」「くらし」「かんきょう」の5つのゾーンには、それぞれ目を引く大きな「シンボルてんじ」があって、ひと目見たら、「わあ、すごい!これはなに?」とびっくりすることまちがいなし。
たとえば、「うちゅうゾーン」のシンボルてんじは、「スペースシアター」。まるでプラネタリウムみたいな、大きくて丸い天じょうにうつったえいぞうを見上げながら、うちゅうのことが学べるよ。
「地球ゾーン」のシンボルてんじは、「ダイナミックアース」。きょ大な地球のもけいがむかえてくれるけど、ただのもけいじゃないんだよ。プロジェクションマッピングで、今の地球の表面で起こっていることをうつし出してつたえてくれるよ。しかも、この「ダイナミックアース」、中に入ることもできるんだ。
そして、「生命ゾーン」のシンボルてんじは、「シンクロナイズドヒューマン」。かべにうつった、7メートルもある「人間」が、体けんする人の動きに合わせて動くんだ。ほねやきん肉もうつし出すことができるから、みんなが動くと、ほねやきん肉がどう動くかよくわかるよ!
入りこんで、体を動かして、遊んで学べる、てんじがいっぱい!

「シンボルてんじ」のほかにも、てんじはいっぱいあって、その数はなんと156こも!
たとえば、「うちゅうゾーン」にある「グラビティジャンプ」は、まるでシーソーみたいになっていて、乗ると、月やほかの星の重力を体けんできるよ。ねえねえ、もしめい王星でジャンプするとどうなると思う?めい王星の重力は、地球の15分の1しかないから、軽くとんだだけで、何メートルもうかび上がって、まるで宇宙くうかんにいるような体けんができるんだって。そんな体けん、してみたいよね?
人工知のう(AI)やかくちょうげん実(AR)を使った、まるでゲームの中に入りこむような、さいしんのてんじもあるし、昔からあった、体を動かしながら体けんするようななつかしいてんじものこっているよ。
きっとみんな、ますます遊びにいきたくなったでしょう?
ぜひ行ってみて!そして、「どんな未来がやってくるのかな」「こんな未来になるといいな」って考えてくれるとうれしいな。
ぼくも、コジマ子どもサイエンスパークでまってるよ!

コジマ子どもサイエンスパーク
(栃木県子ども総合科学館)
栃木県宇都宮市西川田町567