こどもと体を動かす遊び
こどもと遊ぶ
更新日
2024/03/12
#県内全域 #発育・発達#こどもと遊ぶ #0〜2歳#3〜5歳

幼児期からの運動習慣づくりは、こどもの体力向上にはもちろん、成人してからのスポーツ習慣や健康の維持にも大きく影響します。こちらのページでは、親子のスキンシップにも体力向上にも役立つ、家庭でできる、3〜5歳児向けの「運動遊び」を多く紹介します。



とちぎっ子体力(ライ)ジングひろば

⚡ホームページ「とちぎっ子体力雷(ライ)ジングひろば」の「とちぎ元気キッズゾーン」では、親子でできる、さまざまな「運動遊び」を動画で紹介していますので、ぜひ家庭で活用してください。


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家庭での運動遊び

親子体操は、親と子のスキンシップです。
親子一緒に運動したり、協力しあって遊ぶことにより、親子の愛情、信頼感を深めます。


焼きいも ゴロゴロ
両手、背中、膝を伸ばし、横に回転する。
両方向行いましょう。


だるまさん ゴロンゴロン
膝をかかえて座っているこどものひたいを軽く押してあげましょう。押されたこどもは、後ろへゴロンと転がり起きてもとの姿勢になる。5~6回くり返しましょう。


シーソー ギッコン・バッタン
図のように両脚を開き向い合って手をつなぐ。交互に寝たり起きたり、ゆっくり5~6回くり返しましょう。


足とび ポンパッポンパッ
親はこどもと手をつなぎ、両脚を開いて座る。
こどもは、両足をそろえて、親の左脚、右脚を跳び越す。2~3回往復しましょう。


トランポリン ピヨ~ン
両手をしっかり握り合い、親の引き上げる補助で、反動をつけて跳び上がる。
慣れてきたら、着地を左右に移動します。


バランスくずし ユラ・ユラリ
親は片足立ち。両手のひらで、つき離したり、押したりしてバランスをくずし合う。足の位置がずれたりしたら負け。


宙がえり グルリン
両手をしっかりつなぎ、こどもは足で親の脚から腹、胸へとのぼっていきます。後ろ回りをする。親は、回りはじめるタイミングを声をかけて教えてあげましょう。


「着地」

こどもの足がしっかり床につくまで、手を離さないように注意しましょう。


4~5歳になったら、全身を使ったダイナミックな遊びや、
創造的な遊びでこどもと一緒に遊びましょう。


ヤジロベーくずし
両足を床から上げ、両足裏をつけ合う。こどもは両手を床につけ、親は、手を床につけない。両足で押し合い、足または親の手が床につけばこどもの勝ち。


サーフィン
親が四つんばいになり、サーフボードがわりになります。こどもは、背中にのりバランスをとります。慣れたら、前後・左右にゆっくり動きましょう。


すもう
親は両足を開いて立ち、こどもが親の足をちょっとでも動かしたら勝ち。親が片足立ちのすもうもやってみましょう。


ヨット
両手をつなぎ、こどもを両膝にのせ、両手を引き合って、バランスをとり止まる。
片手のバランスもやってみましょう。


スペースシャトル
親は、あお向けに寝て、膝を曲げ、こどものおなかの部分に足の裏をつけ、両手でこどもの両手をしっかり握る。こどもを持ち上げ、ゆっくり両手を離してバランスをとる。


「着陸」
親とこどもが呼吸を合わせて行いましょう。親は「イチ、ニーのサン」と声をかけ、足をパッと開いて手をクッションにして受け止めましょう。



こどもの運動遊びへのアドバイス

運動遊びは楽しく
こどもの発育にふさわしい運動遊びを経験させて、こども自身に遊びの楽しさを体験させましょう。


こどもの自発性を大切に
“遊びたい”という心情を育てると、旺盛な活動欲求を育てます。自ら”遊びたい”と思えるこどもに育てましょう。


一緒に遊びましょう
こどもは模倣によって動きを知り、身につけます。きょうだいや親と一緒に遊ぶことで運動神経の幅を広げます。


成功したらほめましょう
成功した喜びはその運動を何回も繰り返し、運動技術を高め、やがて定着します。


こどもへの安全
危険については、まわりの大人がよく教えたり、注意しておくことが大切です。運動には、少なからずケガは付き物ですが、「危ない」と止めてばかりでは、運動に消極的なこどもをつくることになりかねません。


こどもの無理のない休息の取り方
“動きながら休む”動(運動あそび)と静(休息)の組み合わせを上手に使いわけましょう。



屋外での運動遊び

近くの公園などに出かけて、思いっきりからだを動かしましょう。

  • 気温に合った服装で
  • こどもの能力に合わせて
  • 無理強いをしないように
  • 時間と距離を考慮して
  • 交通事故には十分注意して

親子で歩こう
話をしながら、歌をうたいながら。


親子で走ろう
気持ちのいい汗をかきましょう。


長なわ、大波・小波
入りかた、出かたとそのタイミングが難しいので、上手に教えてください。入るタイミング、出るタイミングは親が「ハイ」と声をかけてやるとよいでしょう。


ボールで遊ぼう
はずんだり、転がったりするボールはこどもにものを操作する楽しさを与えます。ビーチボール・ゴムボール・ふうせん・サッカーボールなどを使って遊びましょう。


おいかけボール
こどもの走る能力に合わせて、転がすボールのスピードを調整してください。


ふうせんバレーボール
できるだけふうせんを高く上げましょう。何回できるかな!


キャッチボール
こどもが受けやすいように下から上手に投げてください。大きなボールからはじめるとよいでしょう。


野球ごっこ
打つことは難しい技術です。バットに当たるように、下から上手に投げてやりましょう。


二人サッカー
小石でゴールをつくりましょう。
ゴールとゴールの距離は3~10m位で行うとよいでしょう。




自然の中での運動遊び

こどもは自然の中での遊びを好みます。特に「世界の三大遊具」といわれている、「砂(土)」「水」「木」はこどもたちにとって永遠の遊具です。


砂(土)あそび


砂で大きな乗り物をつくろう
海や川では、大きな砂場が広がっています。そこで思いきり大きな船や自動車、山などをつくって、海の波、川の流れで壊れそうになるのをできるだけ長く壊さないようがんばってみましょう。


砂のうえで鬼ごっこ
柔らかい砂の上で靴をぬいで思いっきり走り回ってみよう。


水あそび
波と鬼ごっこ/さかなとり/石投げ(まわりをよく見て安全にね)



木のぼり


木の葉あつめ
いろいろな木の葉を集めてみましょう。


虫とり
野原の中で虫を捕まえてみよう。捕まえるときは、そーっと呼吸を整えて。



季節に応じた運動遊び

幼児期に暑さや寒さに対する抵抗力をつけておくことは大切なことです。季節に応じて水や氷、雪などで楽しく遊びながら体を鍛えましょう。


水あそび

プールあそび
幼児期には、まず水に慣れさせ、ぬれても平気になることが大切です。


氷あそび
一日中陽の当たらない所に、ミニスケート場を作って長靴などですべってみましょう


そりあそび


─ 雪や氷で遊ぶ時は ─

  • 野外で遊ぶ場合には、防寒のための身仕度に注意しましょう。
  • ぬれたり、汚れた時は、後始末をしましょう。
  • 安全に十分配慮しましょう。


雪あそび
こどもたちにとって雪や氷はたいへん興味のあるものです。思いっきり雪にまみれたり、氷で滑ったりして遊びましょう。


雪だるまつくり


スキーあそび
こどもの時から始めると技術が早く身につきます。


雪合戦
顔に当てないでね