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更新日 2024/09/17

【おうち時間を楽しく!おやこで料理をつくろう】おうちで、気ままに。秋色アフタヌーンティー


「ヌン活」なんて言葉も登場するほど、ホテルやカフェで楽しむアフタヌーンティーが人気ですが、子どもと一緒だとなかなか敷居が高くて…という人も、「おうちアフタヌーンティー」なら親子で楽しめます。

19世紀のイギリスで始まった、アフタヌーンティー。当時の貴族は、目が覚めて朝食を食べた後は、夜20時頃の遅い夕食まで食事をとらなかったため、貴婦人たちの間で空腹を満たすことと社交を兼ねて、夕刻に軽食と紅茶を楽しむ習慣が広まったのだとか。



アフタヌーンティーといえば、紅茶に合わせて、サンドイッチ、スコーン、お菓子を揃えるのが定番ですが、もっと気楽に、手づくりと市販のものを組み合わせても。
最初は「夕食までの小腹満たし」だったアフタヌーンティー。かしこまらずに、気ままに、おいしく楽しみましょう。



ぜひクロテッドクリームと合わせてほしいスコーン


材料(Φ5㎝丸型8個分)

●薄力粉…200g
●ベーキングパウダー…10g
●無塩バター…60g
★クロテッドクリーム、ジャム…適量
☆牛乳…80g
☆酢…10g
☆砂糖…30g
☆塩…1g



つくり方

準備:バターは1cm角に切って冷蔵庫で冷やしておく(出来れば粉も冷やしておく)。☆のうち牛乳と酢を混ぜて5分ほど置き、砂糖・塩を加えて混ぜ溶かしておく。

❶薄力粉・ベーキングパウダーを合わせてふるい、ボウルへ入れる。
❷①のボウルにバターを加え、バターの塊を指先でつぶすように粉と合わせていく。バターの塊がなくなり、全体が黄色っぽくしっとりするまで手早く行う。※フードプロセッサー可
❸☆印を合わせたものを②のボウルへ加えて、ゴムベラやカードを使って混ぜる。練らないようにさっくりと、粉気がなくなるまで混ぜたら生地をひとまとめにする。
❹オーブンを200℃で予熱する。
❺③の生地をボウルから取り出し、打ち粉(薄力粉/分量外)をふった台に置く。少しだけこねるようにして、生地の表面を整えながら長方形にまとめる。再び両面に軽く打ち粉をふって麺棒で12×20cmほどに伸ばし、6個分型で抜いて天板に並べる。
❻残った生地をまとめて再び6×12cmほどに整え、2個分型で抜いて天板に並べる。再び残った生地は軽くまとめて2〜3分割し、丸く整えて天板に並べる。
❼生地表面の余分な打ち粉は刷毛ではらい、200℃のオーブンで15分焼く。
❽焼きあがったら網などに移して粗熱を取り、クロテッドクリームやジャムを添える。





きのこ&サーモンのミニキッシュ


材料(マフィン型6個分)

●春巻きの皮…3枚
●マイタケ…1/3パック
●鮭切り身(生)…1枚
●シュレッドチーズ…30g
●ミニトマト…3個
●ハーブ(ディルなど)…お好みで

アパレイユ
◎卵…1個
◎生クリーム…100ml(乳脂肪分30%台のもの)
◎塩…小さじ1/4
◎コショウ…少々



つくり方

❶春巻きの皮は1/4サイズになるようカットし、角をずらして2枚重ねてマフィン型に敷く。
❷オーブンを180℃で予熱する。
❸鮭切り身は皮と骨を除いて6つに切り、白ワインと塩(ともに分量外、各少々)をからめる。
❹小さく割いたマイタケを①に入れ、③→シュレッドチーズ→ミニトマトの順にのせていく。
❺計量カップに◎を合わせてアパレイユをつくり、④に流し入れてハーブをのせる。
❻180℃のオーブンで20分焼き、焼きあがったらすぐに型から外す。



定番の「バタフライケーキ」を秋らしくトンボにドラゴンフライケーキ


材料(マフィン型6個分)

●バター…50g
●砂糖…30g
●卵…50g(M玉1個)
●薄力粉…50g
●ベーキングパウダー…小さじ1/4
★お好みのジャムやクリーム…適量
★プリッツなど細長いビスケット…5〜6本
★チョコチップ又は丸いお菓子…20〜24粒
※マフィン型に敷くグラシンケース…12個



つくり方

準備:バター・卵は室温に戻しておく。ミニマフィン型にグラシンケースを敷いておく。
❶ボウルにバターを入れ、泡立て器で空気を含ませるように混ぜる。砂糖を全量加えて、白っぽくふんわりするまでさらに混ぜる。
❷①のボウルに溶き卵を5〜6回に分けて少しずつ加え、都度よく混ぜてなじませる。
❸薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい、②のボウルへ1/2量加えて混ぜる。粉気がなくなったら残りの粉を加え、ゴムベラに持ち替えてさっくりと切るように混ぜる。
❹オーブンを170℃で予熱する。
❺③の生地をマフィン型の8分目程度入れてオーブンへ入れ、170℃で20分焼く。
❻焼きあがったら網などにうつして冷ます。
[ 仕上げ ]
❼ケーキの上部をナイフで円錐状にくり抜き、くぼみにジャムやクリームをのせる。
❽⑦で切り取ったケーキを放射状に4等分し、トンボの羽のようにクリームへ埋め込む。
❾プリッツなどを5cmほどに折って羽の間に飾り、チョコチップなどを目の部分にのせる。





出典

この特集記事は、株式会社クルール・プロジェの協力のもと、「かぞく彩る子育てマガジン『クルール』2024年9・10月号」の掲載紙面を再編しています。

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