【おうち時間を楽しく!おやこで料理をつくろう】春のうららのごちそう絵巻

大きくなったね、おめでとう。ちょっぴり特別な春のお祝いは、いつもより腕まくりして、華やかに。
はまぐりの茶わん蒸し

材料(4個分)
卵(M玉)…2個
△はまぐり…8個
△水…300ml
△酒…大さじ1
白だし…大さじ1と1/2
菜の花…1/2束
かまぼこ(スライス)…6枚
つくり方
❶△を小鍋に入れて火にかけ、はまぐりの口が開いたら火を止める。はまぐりは取り出し、トッピング用4つと具材用4つに分け、具材用は殻から身を外す。だし汁は冷ましておく。
❷鍋に湯(分量外)を沸かし、塩(分量外)をひとつまみ加えて菜の花を茹でる。トッピング用に花と葉先を取り分け、残りは具材用に食べやすく切る。
❸トッピング用のかまぼこ4枚は飾り切り、具材用の2枚は半分に切る。
❹①のだし汁に白だしを加え、溶きほぐした卵と合わせて混ぜ、網などでこす。
❺器に具材を入れて④を注ぎ、蒸し器(弱火)で12分蒸す。蒸しあがったら、トッピング用の菜の花・かまぼこ・殻付きはまぐりを飾る。
海老の五色あられ揚げ

材料(12個分)
海老…殻をむいて正味200g
はんぺん…1枚
タマネギ…1/4個(50g)
おろし生姜…大さじ1/2(1/2片)
片栗粉…大さじ2
塩…小さじ1/4
五色あられ…60g
揚げ油…適量
つくり方
❶海老は洗って殻をむき、背ワタを取っておく。尾の部分の殻は飾り用に取り分け、先を斜めにカットする。
❷フードプロセッサーに、タマネギを入れて粗みじんにし、取り出す。
❸フードプロセッサーに、海老の半量・はんぺんを入れて、なめらかになるまで攪拌(かくはん)する。さらに、残り半量の海老・②・おろし生姜・片栗粉・塩を加え、後から加えた海老の形が粗く残る程度まで、再度軽く攪拌する。
❹③を12等分(30g弱)して丸め(手に水をつけるとやりやすい)、五色あられをまぶして、飾り用の尾の部分の殻を刺す。
❺深めの鍋に揚げ油を入れ、160~170℃で7~8分揚げる。
海の幸と野菜のてまり寿司

材料(4人分)
米…2合
水…360ml
◎酢…大さじ3と1/2
◎砂糖…大さじ1と1/2
◎塩…小さじ1
寿司ネタ各種(マグロ・サーモン・海老・イクラ・卵焼き・カニカマなど)…お好みで
飾り用野菜(キュウリ・スプラウト・ラディッシュなど)…お好みで
つくり方
❶◎を小さな器に合わせ、砂糖と塩が溶けるまで混ぜる。寿司ネタはちょうど良いサイズに切る。キュウリ・ラディッシュはスライスして軽く塩を振り、数分置いた後水気を拭く。米を研ぎ、水を加えて炊く。
❷炊き上がったご飯を飯台(または大きめのボウル)に移し、①の合わせ酢を回しかける。しゃもじで切るように混ぜ、全体に合わせ酢がなじんだら、うちわであおいで冷ましながら、下から返すように混ぜる。酢飯にツヤが出てきたら、濡れ布巾をかけておく。
❸②が人肌より少し温かいくらいまで冷めたら、ラップを敷いて寿司ネタを置き、一口大(15~20g程度)の酢飯をのせて、ラップごと丸く握る。
❹ラップを外して皿に並べ、飾り用野菜をトッピングする。

出典
この特集記事は、株式会社クルール・プロジェの協力のもと、「かぞく彩る子育てマガジン『クルール』2025年1・2月号」の掲載紙面を再編しています。