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更新日 2026/01/30

病児保育という選択 vol.2 病児保育について語ろう!はたらくママ本音座談会


共働き夫婦にとって、子どもの突然の熱や病気は悩みのタネ。仕事は休めないし、でも預け先もない…。そんなときに頼りになるのが病児保育。
病児保育ってどんなところ?
実際に利用したことがあるママ2名と、未経験ママ1名で座談会を開催しました。





ママ紹介

澪生さん

2歳の女の子、0歳の男の子のママ

病児保育利用回数 4回ほど

現在育休中(復帰後はフルタイム勤務予定)


明香さん

2歳の男の子のママ

病児保育利用回数 4回ほど

自営業


愛さん

4歳の男の子のママ

病児保育利用回数 0回

フルタイム勤務







Q 病児保育を利用したことがあるママに伺います。初めて利用したのは、お子さんが何歳のとき、どんな理由でしたか?

明香さん:

子どもが1歳のときに、熱が数日続いてしまって…。2日目ぐらいで、“もう明日は(仕事を)休めない!”と焦る気持ちから、病児保育を利用することに。子どものかかりつけ医で病児保育を行っていたことも利用のきっかけです。いざというときは使おう!と、ずっと頭の片隅に置いていました。


澪生さん:

私も同じで長女が1歳のときに初めて利用しました。なんと産休明けの復帰初日に保育園から呼ばれてしまい…。その日はなんとか対応しましたが、次の日も途中で呼ばれてしまったら…と心配になり、朝から病児保育施設へ。こんな日があることも想定して、事前に登録を済ませていたので慌てずにすみました。


愛さん:

わが家も共働きのため、保育園からの電話は恐怖というか(汗)。ほぼお迎えに来てほしいという電話ですからね。こういった突然の熱でも、病児保育に預けることは可能ですか?ここまで急でも預かってもらえるものでしょうか?


澪生さん:

私が利用している施設は、事前に登録した連絡アプリで空き状況が確認できるので、空いていれば大丈夫だと思います。どの施設もそうだと思いますが、預かってもらうには、かかりつけ医の診察を受けてからになるので、子どもの病状によっては受け入れてもらえない場合もあると思いますが…。


明香さん:

私の場合も、空きがあれば大丈夫です。ラインで予約ができて便利ですよ。

施設によっては、事前登録しておくと、親に代わって保育園や小学校まで、病児保育の保育士さんが迎えに行ってくれるサービスもあると聞いています。


愛さん:

それはありがたいですね!今まではどうにか私とパパで対応してきましたが、ずっと不安だったので。あと気になるのは、病児保育は定員がありますよね。いっぱいで利用できないというケースもありますか?


明香さん:

私の場合、4回ほど利用しましたが、いっぱいだったのは1回だけ。あとは全部大丈夫で、3日間連続で利用したこともあります。


澪生さん:

私も1回だけ満員でしたが、あとは受け入れてもらえました。定員がいっぱいだったときは、ほかの施設をあたってみるのもいいかもしれませんね。







Q 実際に病児保育を利用してみていかがでしたか?よかったことなどを教えてください。

明香さん:

施設によって異なるかもしれませんが、お迎えに行くと、その日の子どもの様子が記された連絡ノートがもらえます。いつ鼻をかんだとか、こういうおもちゃで遊んだとか、数分単位というぐらい細かく書かれていて安心できました。わが家が利用している小児科併設の施設は、先生の回診もあってありがたいです。


澪生さん:

私は幼稚園が運営している施設を利用していますが、その場合も看護師さんが対応してくれるので安心です。マンツーマンというぐらいつきっきりで手厚くみてもらえるので、子どもは安心して過ごせるのでしょうね、37.5度ぐらいの熱で預けた際も、それ以上熱が上がることなく助かりました。


愛さん:

子どもって、37.5度ぐらいの熱だと元気ですよね。病児保育の子どもたちは、日中どのように過ごしているのでしょうか。


明香さん:

うちの子は塗り絵をしたり、おもちゃで遊んだり…。病児保育施設は年齢が別々の子どもたちが集まるので、その日たまたま一緒になったお兄ちゃんと楽しく過ごしていた日もあったようです。感染症などの子がいる場合は、部屋を分けて保育をしてくれるので安心ですよ。


澪生さん:

少人数でみてくれるから、子どもは自然と病児保育の先生と親しくなっていくようです。利用するたび、安心感が増していきます。







Q 病児保育という選択肢があることで、仕事や暮らしに変化はありますか?

明香さん:

仕事が溜まってしまうと、精神的にいっぱいいっぱいになってしまいがち。さらに子どもの具合が悪いとなると…、ゆとりがなくなって大変!!わが家はほかに預け先がないので、仕事を続けていくうえでの精神的な安心感は大きいですね。


澪生さん:

子どもが熱でも仕事を休まなくていい、という選択肢ができました。病児保育は利用料金がそこまで高いわけでもなく、さらにお昼やおやつまで出してもらえて、本当に助かります。


愛さん:

今の時代もあると思いますが、私の会社は、子どもの熱などが理由で仕事を休む場合も好意的です。「ママはひとりだから、病気のときぐらいは一緒にいてあげて」という先輩方の声も。ありがたい話ではありますが、ただ忙しい時期だったりすると、自分の気持ち的に職場の人に申し訳ないと思ってしまうところも…。



澪生さん:

ほんと、そうですよね。もちろん子どもが病気のときは一緒にいてあげたいけれど、使わざるを得ない、ということもありますよね。仕事と子育てがうまくまわらないようなときは、割り切りも必要かな、と。わが家はパパも同じ意見。病児保育の予約や通院などもパパと協力して行っています。相手はプロの方なので、夫婦ともに安心して預けることができます。


明香さん:

同じ病児保育施設を利用しているママから聞いたのですが、子どもを風邪で預けたところ、日中に看護師さんが咳の異変を感じて、早期にRSウイルス感染症に気づけたということがあったそうです。家でひとりでみていたら、ただの咳だと思って、重症化していたかもしれない、と。自宅で見るより安心という一面もありますよね。


愛さん:

おふたりの話を聞いて、病児保育を利用するハードルが下がったように思います。うちのパパは、病気の子どもを預かってくれる場所があることを知らないかもしれません。もっと病児保育に関する理解が社会全体で進むといいですね。困ったときは、無理せず、利用してみたいと思います!


明香さん:

私のまわりでも病児保育を使っているパパママは少ないと思います。きっと最初の一歩が、一番どうしよう?と戸惑うと思いますが、1回利用してみたら、いろんな不安が払拭できるはず。いざというときの選択肢があるのはとても心強いです!







2025年9月24日公開の記事も是非ご覧ください。
https://tocopo.pref.tochigi.lg.jp/topics/feature-24/